ヨガとの出会い
ヨガに出会ったのは、今から14年前になります。きっかけは、三男の出産後の心身の不調でした。
その頃の私は、3人の男の子の子育てに、一生懸命でした。
長男が、幼稚園の年中で、次男が2歳児保育、そして、三男が産まれて、ちょうど半年ぐらいだったかと思います。
毎日が目まぐるしかった。
3人を出産後の身体は、ガタガタで、大腿骨の骨がずれてしまい、歩く度にポキポキ音が鳴っていました。
腰痛も酷く、朝は起き上がれないほど。
トイレでかがむのも怖い。
けれども朝が来ると、いつも腰ベルトをして、三男をおんぶ。
家事をする時も、公園に行く時も、買い物に行くときも。
とても無理をして、頑張っていました。子育てを、文字通り、頑張っていました。
我ながら、若かったからできたのだと思いますし、そうすることが良いと思って、一生懸命。
必死でした。今思い出すだけで、なんだか、涙が出てしまいます。
そして、同時に笑ってしまいます。あまりにも、ひどくて。
その頃の私は、全てが思い通りにいかなくて。
家の中で3秒歩けば、散らかった物につまずき、床を拭いた端から、コップの中身をこぼされ、同時にオムツ替えが待ち受け、、、、なんとかお風呂を済ませて、洗い物をし、片付いたかと思うと、
旦那さんが帰ってくるも、もう気力もなく、ニッコリも出来ない自分。
テレビをつけて10分もしないうちに食事を終えて、横になっている旦那さん。
その食器を下げて、また洗いものをしていると、もう虚しくて虚しくて、
それはひどい怒りが湧き起こってくるんです。
旦那さんは、一日中家族の為に仕事をして、帰ってきているというのに、
その事は、頭の中ではわかっているつもりが、心はもうズタズタで、枯れ果てているのです。
自分で自分を傷つけている事に気がついていなかったと思います。
そして、初めての役員を、経験。もともと、精神的に幼い私は、
自分というものを上手く扱えなくて、昔からしばしば、暴走してしまう時があるのです。
が、この時もまた、初めての幼稚園の役員さんという、ママ同士のお付き合いの中で、
過度の緊張状態に陥ってしまい、過呼吸を繰り返していました。
そんな中、ついに道端で倒れてしまったのです。
近くの病院へ運ばれたものの、幸いにも、大した事はありませんでした。
そして、その翌日、ばったり母と鉢合わせた、ヨガを習っていた母の友人が、
ちょうどその日のヨガクラスで、過呼吸についてレクチャーをうけたらしく、
それならと、その方の紹介に預かり、翌週、私はヨガ教室の門を叩いたのでした。
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